こんにちは!社員Yです。
今日は、クレーンの点検に関するお話です。
工場・倉庫には、重たいものを運ぶためのクレーンが天井に取り付けられていますよね。
「天井クレーン」と呼ばれているのですが、定期点検が法令で義務付けられています。
なぜか?
クレーンは毎日、繰り返し重たいものを運びます。 その重量は数百キロから、1トンを超えることも。
人も、重たい荷物を繰り返し上げ下ろししていたら、腰や肩に不調が表れたりしますよね。
クレーンは非常に頼もしい建設機械ですが、故障が起きやすいという特徴もあります。
だからこそ、定期的に不調がないかチェックして、その都度修理してあげる必要があるのです。
不調を見落として使い続けると重大事故につながる恐れがあり、非常に危険です。
小さいクレーンだったとしても、荷重500キロ以上のクレーンはすべて対象となります。
当社の工場のクレーンも、荷重2.8トンなので対象です!
例えばフックなら、回転の状態や変形・損耗がないかなど、チェックリストの項目に沿って点検していきます。
★年次定期自主検査★
1年に1回、所定の項目について自主検査を行います。
対象:吊り上げ荷重0.5トン以上のクレーン、および移動式クレーン
項目:①各部分に異常がないかをチェック ②実際に定格荷重の荷を吊って作動させる
★月次定期自主検査★
1か月に1回、所定の項目について自主検査を行います。
対象:吊り上げ荷重0.5トン以上のクレーン、および移動式クレーン
項目:巻過防止装置や安全装置、ブレーキなどの異常の有無 など
繰り返しになりますが、法令で決められているので、守らなければ法令違反となってしまいます。
点検には特に資格は必要ないのですが、高所での作業になるので専門業者に依頼されることをおすすめします!
樽本機工は60年以上にわたり、クレーンの据付・メンテナンスに携わってきました。
点検、修理や交換の必要な箇所の対応まで、一貫してお受けできます。
ぜひお問い合わせください!