2022年に入って北朝鮮は、弾道ミサイルなど既に過去の倍以上となるのべ80発以上を発射しています。
10月4日には、中距離弾道ミサイルを日本の上空を通過させる形で発射し、10月28日には、短距離弾道ミサイルを日本海に向けて発射するなど、国民の生命・身体への危険が切迫するような事態となりつつあります。
世界的にみても露によるウクライナ侵攻をはじめ、地政学的にかなり不安定となっている昨今、第二次世界大戦以降長らく穏やかに過ごせていたと言える日本でも危機感を感じざるを得ません。
北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する場合、弾道ミサイルは極めて短時間で日本に飛来することが予想されます。
日本政府は、仮に北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合には、24時間いつでも全国瞬時警報システム(Jアラート)を使用し、緊急情報を伝達します。
残念ながらJアラートについてはまだまだ多くの国民の認識が甘く、自身にも関係する警告だということを理解しきれていません。樽本機工としては少しでも理解を広めていくことが大切と考え、あえてこの問題についてを取り上げさせていただきました。
このように我が国に対する外部からの武力攻撃やテロなどが万が一に起こった場合には、国民の安全を守るために、国や都道府県、市町村が連携し対応することとなっています。
こうした事態に遭遇した場合にどのように対応したらよいのか、風評・デマ・誹謗中傷等に惑わされることなく、危機管理のマニュアルとして内閣官房『国民保護ポータルサイト』に掲出されている『弾道ミサイル落下時の行動について』を活用してましょう。
もう他人事とは言い切れないのです。
万一に備えることは決して恥ずかしいことではありません。大型の災害に備えておくこともしかりなのです。
大切な人の命を守るために、正しい知識と情報を得ておくことを強くお勧めいたします。
参照:内閣官房『国民保護ポータルサイト』